Greetings:ごあいさつ

ワンオペ育児という言葉が叫ばれるようになってから、国は総力をあげて子育て支援を打ち出しました。

保育園の待機児童問題への対策もしかり、子育て支援センターの増設もしかり。

でも、私自身子育てをする中で一番つらい時期にはどのネットにも引っかかることが出来ず

一人で辛い日々を送っていました。もともとそんなにおとなしい性格ではないにもかかわらず何日も家から出ず、子どもと二人きり夫を送り出しては帰るまでの時間を何とかやり過ごす日々で、みんなもこんな風に辛いんだろうと思っていた一人目の育児でした。

二人目の育児は産前から産前産後ケア施設につながることが出来、驚くほど自分らしく子育てをすることが出来ました。

産後にしょんぼりしたり、母乳に拘ったり、一人目と同じような経過はたどりましたが、明らかに違ったのは

『満足のいく子育てができたこと』

でした。二人目だからって上手な子育てはできません(笑)でも、上手に出来ない自分を受け入れられることもできたし、知らないうちに理想のお母さん像が頭に住み着いて自分で苦しんでいたことも知りました。

お産は否応なしに自分の弱いところ、自分が幼少期に体験した(もっと親にこうして欲しかった…)という気持ちが湧いて出てくることがあります。

でもそれは逆にチャンスでもあります。自分が出来なかったこと、やって欲しかったこと、満たされなかったことは、自分が子育てをする中で自分自身を育て、自分を生まれ変わらせることが出来るからです。

『子育ち育自』これは、私の窮地を救っていただいた橋本武夫先生に教えていただいた大切な言葉です。

自分も育って、結果子どもが育つ。そのお手伝いができたらいいなと切に願っています。


今、孤立奮闘しているお母さん、一人じゃないですよ。どうぞ頑張りすぎず一緒におしゃべりしましょう。

reBornのタネ

代表 権藤 久乃

(10割増の美人で描いていただいた私です)